マッスルにアプローチ

インナーマッスル・アウターマッスルとは

人間の身体には、大小合わせると600種類以上の筋肉が存在すると言われています。それを大きく二つに分けて「インナーマッスル」「アウターマッスル」と呼ばれています。インナーマッスルは筋肉のうち約9割を占めるとされており、私たちが身体が動かすために使う非常に重要な筋肉です。
インナーマッスルとアウターマッスルの大きな違いは、存在する場所です。アウターマッスルは身体の外側部分についています。インナーマッスルは、身体の深層部にあります。背骨や骨盤などの身体をを支える骨のすぐ近くにある筋肉、と考えると分かりやすいかもしれません。

インナーマッスル・アウターマッスル

アウターマッスルの役割

身体の表層の筋肉であるアウターマッスルは、体幹の腹直筋、大胸筋などや肩関節周囲の僧帽筋や三角筋、上肢の上腕二頭筋、下肢の大殿筋や大腿四頭筋などがあげられます。目で確認することのできる身体の表面に近い部分に存在する筋肉です。そのほとんどが、自らの意思で簡単に動かすことができる随意筋(ずいいきん)で、意識的にトレーニングしやすいのも特徴です。
身体を動かすときに大きな力を発揮したり、関節を動かしたりと、骨を守る重要な役割を持っています。トレーニングマシンやダンベルなどを使って行われる負荷の高いトレーニングは、アウターマッスルを中心に鍛えていると言えます。

インナーマッスルの役割

身体の表層ではなく、深層部にある筋肉の総称です。
関節の構造を補強する靭帯のような役割をして持続的に働いています。発揮する力は弱いですが、姿勢を保持したり、バランスをとる役割があり、人間のさまざまな動きに密接に関係しています。
主なインナーマッスルは以下の4つ。これらは鍛えても存在が表面に出てくることはありませんが、体のさまざまな機能を支えているので、健康的な生活を送るためには必要不可欠な筋肉です。

多裂筋

多裂筋は背骨近くにあるインナーマッスルで、不安定な背骨を支える役割があります。体を反らしたり傾けたりできるのもこの筋肉の働きで、姿勢を保つために必要な筋肉の一つです。

多裂筋

横隔膜

横隔膜は、息を吸ったり吐いたりすると上下に動くインナーマッスルです。ここを鍛えると、呼吸が楽になったり体幹を整えて正しい姿勢をキープしたりできるようになります。

横隔膜

腹横筋

腹筋の奥にあり、役割は腹圧を高めることと内臓を安定させることです。腹横筋により腹圧を高めると、排便がスムーズになるとされています。腹横筋を鍛えることで内臓が下がるのを防ぎ、位置が安定します。ウエスト周りに大きく関わる部位です。

腹横筋

骨盤底筋

骨盤を下から支えているインナーマッスルです。この筋肉が弱ってしまうと、内臓が下がってお腹がぽっこりしてしまったり、尿漏れを起こしやすくなったりと女性にとっては特に鍛えておきたい部分になります。

骨盤底筋

インナーマッスルの必要性

鍛えると瘦せやすくなるって本当?

人間が太ってしまう理由は、過食や運動不足などさまざまです。しかし、意外と多いのが姿勢が悪いために肥満を加速させているパターンとも言われています。
インナーマッスルは身体の奥深くの筋肉であり、骨や内臓を正しく支える役割をしています。そのため、「痩せたい」「基礎代謝をあげたい」という場合はインナーマッスルのトレーニングが必須です。

インナーマッスルの必要性

インナーマッスルは日常生活を支える様々な場面で活躍

例えば、「腹横筋」と呼ばれる筋肉が衰えたり、上手く使われていないと、内臓が垂れ下がる「内臓下垂」などの歪みを引き起こしやすくなるとも言われています。胃もたれしやすい、消化不良を起こしやすい、胃下垂である...といった方は、腹部のインナーマッスルが正しく支えていない可能性があるかもしれません。このように、インナーマッスルは人間の身体のバランスを保ったり、内臓の働きを促してくれるなど、さまざまな場面で活躍しています。

インナーマッスルは日常生活を支える様々な場面で活躍
ではどちらを鍛えればいいの?
どちらを鍛えればいいの

筋肉トレーニングと聞くと、アウターマッスル強化に特化した人が多いのが現状です。
しかし、アウターマッスルだけでは運動時の軸が安定せず、運動能力が低下してしまいます。
反対に、身体全体の筋力が弱い人がインナーマッスルだけを鍛えても、根本的な原因は解決されず、効果は期待できません。
アウターマッスルとインナーマッスルはどちらも同じくらいに重要です。
理想の身体を作り、生涯維持していくためには両方の筋肉を鍛えていくことが大切です。

EMSはインナーマッスル・アウターマッスルの強化に効果的!

EMSは鍛えたい箇所に直接パットを貼り付けて使用します。
主に、EMSで鍛えられる部位として「腹筋」や「二の腕」、「太もも」や「ふくらはぎ」をはじめとした脚全体などがあげられます。

図
複合高周波EMS機器「Di(ディーアイ)」は、

インナーマッスルも
アウターマッスルも同時に鍛えられる!

独自開発した「複合高周波」は日米で特許を取得しています!

複合高周波EMS「Di」について

健美空間で取り扱っている複合高周波EMS「Di」について、特徴や仕様を詳しくご説明しています。